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2005年 06月 11日
またしても痛ましい事故が起きてしまいました。
今日は Excite 社会ニュースから小2男児が用水路の鉄ぶたを頭に落とされて死亡した記事を取り上げます。 以下に記事の一部を抜粋して示します:
高川孝廣さん(50)の二男晃君(7)=同市立木太北部小2年=が、 友達の帽子を拾おうと用水路(幅約80センチ、深さ約80センチ) をのぞき込んでいた際、用水路に渡していた重さ約150キロの 鉄製のふた(約90センチ四方、厚さ約5センチ)の片側を持ち上げていた 同小の男性非常勤講師(30)の手から鉄ぶたが落下、 晃君は頭などを地面と鉄ぶたの間に挟まれ、 病院に運ばれたが約2時間20分後に死亡した。 (中略) 講師は偶然通りがかり、手伝っていたが手を滑らせたらしい。 鉄ぶたを落とした後、講師はすぐに持ち上げ直して 横に置き、晃君を抱き上げたという。 (以下略) 重たい鉄ぶたは最初から横に置いておけよ! 悪気があったかどうかの問題ではありません。この講師はあまりにも不注意です。 数日前には4歳男児がパワーショベルに巻き込まれて死亡していますが、 これも父親が子供を建設現場に連れてきながら 目を離したのが事故の原因です。そして 京都では4歳女児が蓋の開いていたマンホールの中に転落、水死しました。 女児が転落したとき、大人は誰もそばにいなかったようです。 高松の事故だけで言うと、こんな不注意な先生の許に 子供を預けたくないという気持ちですが、ここで言いたいのは 私たち大人の注意力と、子供に何が危険なのかを教える力が非常に衰えてきている のではないか、ということです。 私自身、2人の子供に私の不注意から ケガをさせてしまったことが何度もあります。 したがって自戒の念もこめて書きますが、 私たち大人は子供の身に及びそうな危険について もっと想像力を働かせる必要があると思います。 自分も気をつけて、子供にも教えなければならない。 子供が自分で解決できるものは敢えて手出しせず 待つのも教育かと思いますが、とにかくアンテナははっておく。 子供が危ない目に遭いかけたところを救った時こそ、 胸をはって「想定の範囲内」と言えばよいのです。
by tklo3
| 2005-06-11 13:26
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