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2005年 06月 15日
今日は Excite ニュース国際から中国でブログ検閲に協力 米マイクロソフトという記事を取り上げます。
記事の内容を要約すると、 「マイクロソフトの提供する中国人向けブログ開設サービスでは、 特定の言葉を含む意見をブログに書き込むことができない仕組みになっている」 ということのようです。 これは米マイクロソフト自身が13日に明らかにしたそうです。 記事から一部抜粋すると、
この記事には続報もあって、 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(以下RSF)」は14日、 ブログに書き込めない言葉には「ダライ・ラマ」「(気功集団)法輪功」 「(天安門事件が起きた)6月4日」などがあり、「中国」「汚職」の両方を 組み合わせて書き込むこともできないことを指摘したそうです。 中国によるインターネット検閲は実はこれが初めてではなく、 昨年7月にはYahoo! や google も中国政府によるウェブページのアクセス制限に加担 している疑いを RSF が指摘しています。 RSF が完全に公平中立な組織だなどとは言いません。 具体的には、レーガン政権下で国務省公共宣伝局(OPD)主任を務めていた オットー・ライヒの影響を RSF が受けているという指摘があります。 しかし、少なくとも中国政府による情報統制に加担する企業は 巨大な市場に目がくらんで表現の自由を売り渡したと考えます。 #私の記事はつまみ食い、単発、場当たり的なものですが、 北口堂通信ではニュース(日中関係)のカテゴリを設けるなど、 日中関係を含むいくつかのトピックスに関する動きを継続的に追っています。 今回TBしていただいた「中国のインターネット規制」では、 中国におけるインターネット規制に関する法整備のようすなど、 私の記事でカバーしていない切り口からも、 この問題を丹念に検証しています。 (6/17 13:00 追記) #まるはげさんのブログ妄想to悪口は、 開設して半月ながら精力的に記事を発信している急成長中のブログです。 もっとも、まるはげさん自身はブログ慣れした人であるらしく、 余分な力の抜けた自然体の文章を書いています。 どの記事でも関連書籍を紹介している点も非常にポイント高いです。 今回TBしていただいた「中国でブログ検閲に協力 米マイクロソフト」の記事にしても、 一言で斬るならば、まさにまるはげさんの言うとおり 「いいのか、そんなコトして」ですよね。 (6/17 16:30 追記)
by tklo3
| 2005-06-15 12:12
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