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2005年 07月 02日
昨日は子供の通う幼稚園の体験学習でキゴ山に行ってきました。
子供たちにとって母親のいない(先生と父親だけの)初めての宿泊体験ということで、 平日にもかかわらずたくさんのお父さんが参加しました。 私も仕事を休んで参加しましたが、昨日は生憎の雨。 オリエンテーリングが13時半から予定されていたのですが、 13時を回った頃からキゴ山もバケツをひっくり返したような状態でした。 オリエンテーリングは強行しました。 ルートを大幅に短縮し、土砂崩れが間違っても起きないコースを選び、 子供2人につき必ず1人のお父さんをつけ、 各チェックポイントには先生を配しましたが、 みんな靴下までぐっしょり濡らしながらも子供自身が道を選び、 最後まで歩ききりました。 子供の安全を考えたら中止すべきだったという意見は当然あるでしょう。 コースを吟味したと言っても道路脇の排水溝には ものすごい勢いで水が流れていました。 まして、今回の雨では死者・行方不明者を出しています。 何事もなかったからよかったものの、 もし何かあったら園の存続にもかかわる大問題となっていたことでしょう。 それでも(不謹慎かもしれませんが)敢えて言います。 よくぞ決行してくれました。 子供たちは大雨の中でも実に生き生きと楽しそうでした。 父親(全員がよそのお子さんを引率しました)はぎりぎりまで口を出さないものの、 排水溝に子供が近寄らないか、車は来ないかなど常に神経を研ぎ澄まし、 それこそ命がけで子供たちのグループに考えさせる場を提供しました。 すべてのグループが無事に宿舎に戻ってきたとき、 先生も父親も、そして子供たちも、でっかいことをやってのけた 充実感で満たされたようすでした。 たくましい子育てをしてくれた園の先生と、 期待に応えてくれた子供たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
by tklo3
| 2005-07-02 23:43
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