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2005年 10月 13日
今日は Excite スポーツニュースより、ジーコ監督猛抗議「恥を知れ」(=スポニチ Annex)というニュースを取り上げます。
夜中の中継だと見ることができない方も多いのでしょうが、 私の場合チャンネル権がないので、 むしろ家族が寝静まる夜中の中継の方が好都合だったりします。 ただ、今回は義父母が泊まりに来ており消音観戦でした。 前半だけ見ていました。音声なしということも手伝って、 ハーフタイム突入とともにチャンネル握り締めたまま寝ていました。 前半10分すぎからの数分は日本の時間帯でした。 また、27分には中村からスルーパスを走りこんだ柳沢がうまく受けましたが パスをして相手 DF にカットされてしまいます。 柳沢は(いつも思うのですが)もっと自分で打ってよいと思います。 たしかに前半から審判の笛はカラいなと思いましたが、 前半はウクライナの拙攻もあり0-0で折り返します。 ここからはニュースを見てわかったことですが、 8分に中田浩が一発退場。日本は柳沢に代えて代表初キャップの箕輪を入れました。 さらに10分後、三都主にかえて村井、中村にかえて松井を投入。 フレッシュな選手を入れて必死にウクライナの攻撃を防ぎます。 27分には村井のCKに箕輪が飛び込むなど、見せ場もつくりました。 ところが終了間際の後半43分、ウクライナのクロスを 箕輪がクリアした際の接触プレーが反則と判定されPK。 これをMFグシンに落ち着いて決められ日本は0-1で敗れ去りました。 試合後のジーコの様子を記事は次のように伝えます:
試合終了直前のまさかの敗戦にジーコ監督が大爆発した。 センターサークル付近の審判団のもとへ猛然と駆け寄り、 激高した様子で抗議を始めた。 田嶋技術委員長らスタッフの制止の声も聞かず、 判定に納得いかない指揮官は延々と不満をブチまけた。 「恥を知れと言ってやった。最悪なのは何の反応もないこと。 後ろめたいことがあるから」。昨年4月25日の 東欧遠征のハンガリー戦でも同じ光景があった。 終了間際、DF茶野のファウルによる不可解な判定でPK負け。 ハンガリー選手のユニホームを主審に投げつけた。 「審判が素晴らしい試合を台無しにした」と話したが、 逆に「ファウルしないような形が望ましかった」と 日本のプレーにも苦言を呈していた。 だが今回は「選手が一生懸命やっている。だから悔しい」 とどうしても納得がいかなかった。 チームメイトからも非難の声はあがっていません(選手談話)。 この試合でジーコジャパンの結束が乱れることはないと思います。 ただ、ジーコは今回のウクライナ戦について 「すべてを頭の中から消し去りたい試合」とコメントしていますが、 そんなことを言えば、日韓W杯におけるポルトガル、イタリア、スペインにとっての 韓国戦も、同じように「すべてを頭の中から消し去りたい試合」であるはずです。 欧州開催のW杯ということで、日本が来年のW杯で 今日と同じような笛を吹かれない保証がどこにあるでしょうか。 ジーコは選手として超一流で百戦錬磨だったのにマリーシアを感じることはありません。 また、これまで日本代表を自分の息子のように大事に育ててきて、 息子たちが不当な扱いを受けたときは激昂したりもしました。 小学生のときにトヨタカップでジーコを国立で見て以来ジーコびいきの私には、 そんなジーコの「けれん味の無さ」と「選手思いの言動」がたまらない魅力にも映るし、 ジーコジャパンのサッカーで世界を席巻できたらどんなに痛快だろうと夢想します。 しかし、正々堂々のサッカーを貫こうとするならアジアカップのように勝たねばならないし、 負けても「審判や相手がずるかったから」と言わされてはいけないと思うのです。 ジーコ、今回はこらえてください。誰が何と言おうと私はあなたを支持します。 今回の試練を乗り越えて一段とタフなチームづくりができるよう息子たちをお導きください。 関連記事: ※TB どうもありがとうございました。 有意水準5%で棄却 signif_lev様 審判のパターンを覚えてしまうよ 10/13 9:23 #うぬぅ・・・。見る人が見ればやはりあれは先に結果ありきだったのですね。 悔しいですが荒波にもまれても持ちこたえるジーコ丸であって欲しいです。
by tklo3
| 2005-10-13 18:44
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