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2006年 08月 14日
今日は Excite スポーツニュースより<高校野球>智弁和歌山が粘る金沢振り切る 2回戦第1試合(=毎日新聞)というニュースを取り上げます。
記事によると、
第1試合は智弁和歌山(和歌山)が五回の集中打で5点を挙げ、 粘る金沢(石川)を5―2で振り切った。 智弁和歌山の高嶋仁監督は、夏の監督通算勝利数が28勝12敗 (奈良・智弁学園監督時も含む)となり、 PL学園(大阪)の中村順司元監督、常総学院(茨城)の 木内幸男前監督(取手二時代含む)を抜いて単独1位になった。 第2試合は、32年ぶり出場の静岡商(静岡)と 1回戦で昨春センバツ覇者の愛工大名電(愛知)を降した 福知山成美(京都)の顔合わせ。第3試合は3試合連続出場の熊本工(熊本)と、 4年連続出場の天理(奈良)が対戦。 速球派の投手と思っていたので智弁打線につかまるのではと心配しましたが、 智弁の3番・広井には徹底して外角のスライダーを連投して三振に打ち取るなど 変化球も見事でした。NHKの解説の前田氏が指摘していましたが、 腕をよく振って投げているので球にキレがあり、智弁打線を手こずらせていました。 初回智弁の先頭打者・古宮を一邪飛に打ち取ったはずが 野崎が落球して古宮を四球で歩かせた場面。 また、4回に林自らの牽制悪送球でランナーを3塁に進めてしまった場面。 崩れそうなピンチも粘りのピッチングで切り抜けた林の好投は光りました。 均衡が崩れたのは5回表。一死2塁から智弁のキャプテン・古宮の ライトへの大飛球を金沢のキャプテン・麻田がよく追いついてジャンプするも わずかに及ばず二塁打。ピンチをうまく切り抜け続けながらも 球数を投げさせられていた林の球からややキレが失われていたか、 ここまで甲子園でヒットのなかった智弁の二番・上羽に適時打を許します。 さらに1点を追加されリリーフしたエース・瀧口が本調子でなく、 結局金沢はこの回7安打を集中されて5点を失います。 一方、県大会からここまで毎試合2ケタ安打を放ち続けた金沢打線は 智弁の先発・広井の予想以上の?好投の前に沈黙。 低めに球を集められ、左打者のヒザ元ぎりぎりに制球された 直球やスライダーが決め球となって、智弁の拙攻が続いた2回から4回でしたが 金沢もいずれも三者凡退に切って取られてしまいます。 0-5とリードされてからはようやく金沢打線も目を覚まし、 5回裏には一死から7番・沢井の三塁打が飛び出し反撃の狼煙をあげます。 ここで痛かったのは8番・桜井に初球スクイズを命じて外されたこと。 終盤7回には二塁打2本で1点、さらに8回にも敵失や犠飛などで1点を返しただけに 5回のスクイズ失敗は試合結果に大きく響いたと思います。 残念ながら夏の出場11度を数えながら夏2勝にはまたしても手の届かなかった金沢。 3年生主体のチームだったので連続出場は少し厳しいかもしれませんが、 鮮やかなブルーのユニフォームを甲子園でまた見せて欲しいと思います。 一方、勝った智弁和歌山の次戦は注目の八重山商工。 大嶺投手と智弁打線の対決もなかなか興味深いところです。
by tklo3
| 2006-08-14 15:51
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